Konomew Journal

生活発表会のお面や衣装、どう残す?子どもの「がんばった証」を思い出にする残し方のコツ

11月から12月にかけて、保育園や幼稚園では生活発表会やお遊戯会が開かれるところも多いですよね。舞台の上で一生けんめいセリフを言ったり、踊ったりするわが子の姿に、思わず胸がいっぱいになった方もいるのではないでしょうか。

そして発表会が終わると、子どもが大事そうに持ち帰ってくるのが、手づくりのお面や冠、ベスト、しっぽなどの衣装や小道具です。「せっかくだからとっておきたい」と思う一方で、画用紙や段ボール、ビニール袋でできたものは形がくずれやすく、かさばるので、しまう場所に困ってしまうこともありますよね。

今回は、発表会で使ったお面や衣装を、子どもの「がんばった証」として上手に残すためのヒントをご紹介します。全部をとっておかなくても、思い出はしっかり残せます。

持ち帰った日は、まず「もう一度見せてもらう」

お面や衣装を持ち帰った日は、片付けを考える前に、子どもにもう一度それを身につけてもらうのがおすすめです。家のリビングが小さな舞台になって、「どんなセリフだったの?」「どこがいちばん楽しかった?」と聞くと、本番では見えなかったエピソードを話してくれることがあります。

練習でうまくいかなかったところ、お友だちと一緒にがんばったこと、緊張したけれど最後まで言えたこと。そうした話は、衣装そのものと同じくらい大切な思い出です。発表会直後の、気持ちがまだ高まっているうちに聞いておくと、子どもも生き生きと話してくれやすいですね。

このとき、衣装を着た姿を写真に撮っておくと、本番の写真とはまた違った、のびのびとした表情を残せます。客席からは遠くて撮りにくかった表情も、家ならゆっくり撮れますよ。

かさばる衣装は「写真+メモ」で残す

立体的な衣装や小道具は、紙の絵のようにファイルに挟んでおくことができません。そこで、まずは写真でしっかり記録しておくのがおすすめです。撮るときは、こんな工夫をしてみましょう。

・正面だけでなく、横や後ろからも撮る:お面の裏に名前が書いてあったり、しっぽの付け方に工夫があったりと、細かいところも思い出になります
・無地の背景で撮る:壁や床に白い布や模造紙を敷くと、色や形がはっきり写ります
・子どもと一緒に撮る:衣装を手に持った姿や、身につけた姿も残しておくと、そのときの体の大きさがわかります
・プログラムも一緒に撮る:園からもらった発表会のプログラムや招待状があれば、演目名と一緒に記録できます

写真にはできれば、日付、演目名、役の名前、子どもが話してくれたことを短く添えておきましょう。「おおかみ役。こわい声を出すのが楽しかったらしい」くらいのひと言でも、数年後に見返したとき、その日の情景がふっとよみがえります。

実物を残すなら、「ひとつだけ」を決めてみる

写真で残したうえで、実物も少しとっておきたい場合は、「この発表会からはひとつだけ」と決めておくと、量が増えすぎずにすみます。たとえば、いちばんお気に入りのお面だけ、冠だけ、といった具合です。

どれを残すかは、できれば子どもと一緒に選んでみてください。「どれがいちばん好き?」と聞くと、大人が思っていたものとは違うものを選ぶこともあり、その子が何を大切に感じていたのかが見えてきます。

画用紙のお面などは、平らにして厚紙で挟み、湿気の少ない場所に保管すると形がくずれにくくなります。段ボールや立体的なものは、しばらく子ども部屋に飾って楽しみ、満足したころに「写真に残したから、ありがとうしようね」と声をかけてお別れするのもひとつの方法です。手放すタイミングは家庭それぞれ。無理に決めなくても大丈夫です。

毎年の発表会を並べると、成長が見えてくる

発表会は、多くの園で毎年行われる行事です。年少さんではお面をかぶって舞台に立つだけで精いっぱいだった子が、年長さんになるとセリフの多い役をこなしていた、ということもあるでしょう。毎年の衣装の写真やエピソードを並べてみると、その子の歩みが一目でわかる、すてきな記録になります。

わたしたちが作っている「コノミュー」は、子どもの絵や工作を写真で残して、日付や子どもの言葉を一緒に記録できるアプリです。発表会の衣装や小道具も、写真とひと言を添えておけば、年ごとに見返すことができます。祖父母に見てもらうときにも便利なので、思い出を残す場所のひとつとして、気軽に使っていただけたらうれしいです。

衣装の向こうにある、子どもの「がんばり」を大切に

お面や衣装は、ほんの数週間の練習と本番のために作られたものかもしれません。けれど、その裏には、緊張しながらも舞台に立った子どもの勇気や、お友だちと力を合わせた時間がつまっています。

全部をとっておけなくても、写真とエピソードが残っていれば、その日のがんばりはいつでも思い出せます。今年の発表会のお面や衣装は、どんな物語を持っているでしょうか。片付ける前に、ぜひ子どもと一緒に、その思い出を聞いてみてくださいね。

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