Konomew Journal

子どもの絵をハンカチやマグカップに。おうちで楽しむ手づくりグッズのアイデアと、作品の残し方

朝晩の冷え込みが増して、おうちで過ごす時間が少しずつ長くなってくる11月。冷蔵庫や壁に貼った子どもの絵を眺めながら、「この絵、このまま箱にしまうのはもったいないな」と感じたことはありませんか。

子どもの絵は、紙のまま残すだけでなく、ハンカチやエコバッグ、マグカップなど、毎日使うものに変身させて楽しむこともできます。使うたびに目に入るので、作品が「しまいこまれた思い出」ではなく、暮らしの中で一緒に過ごす存在になってくれます。

今回は、子どもの絵を手づくりグッズにするアイデアと、親子で楽しむためのちょっとしたコツ、そしてグッズにしたあとの残し方をご紹介します。

「使える作品」にすると、絵との距離が近くなる

子どもの作品は増えていく一方で、飾れる場所にも収納できる量にも限りがあります。全部を飾り続けることはむずかしくても、お気に入りの一枚をグッズにすれば、毎日の生活の中で自然に作品に触れることができます。

たとえば、朝ごはんのときに使うマグカップに自分の絵が描かれていたら、子どもはきっと「これ、ぼくが描いたやつ!」とうれしそうに教えてくれるでしょう。お出かけのときに持つバッグに絵がついていれば、外でも小さな自慢の作品と一緒に過ごせます。

また、グッズは祖父母や親戚への贈り物にもぴったりです。年末に向けて「何を贈ろうかな」と考える時期でもあるので、孫の絵がついた小物は、手紙とはまた違ったうれしさを届けてくれるかもしれません。

おうちで気軽に試せる、グッズ化のアイデア

特別な技術がなくても、身近な材料やサービスで作れるものはたくさんあります。かけられる手間や予算に合わせて選んでみてください。

・布に直接描く:布用のペンやクレヨンを使えば、無地のハンカチやトートバッグに子どもが直接絵を描けます。製品によっては、アイロンで熱を加えて色を定着させるものもあるので、使い方の説明を確認してから始めると安心です
・アイロンプリント用シートを使う:描いた絵をスキャンしたり写真に撮ったりして、家庭用プリンターで専用シートに印刷し、布に貼りつける方法です。元の絵はそのまま手元に残せるのがうれしいところです
・プラバンでキーホルダーに:プラスチック板に油性ペンなどで描き、オーブントースターで温めて縮めると、小さなキーホルダーやブローチになります。熱い作業は大人が担当しましょう
・写真データから注文する:マグカップやクッション、ステッカーなどは、画像データを送るだけで作ってもらえるネットのサービスもあります。絵をきれいに撮影しておけば、そのデータがそのまま使えます

どの方法でも、まずは小さなもの、ひとつだけから試してみるのがおすすめです。うまくいかなかったとしても、その試行錯誤も含めて親子の思い出になります。

親子で楽しむための、ちょっとしたコツ

グッズにする絵は、できれば子どもと一緒に選んでみてください。「どの絵をバッグにしたい?」と聞いてみると、大人が思っていたものとは違う一枚を選ぶこともあります。その理由を聞いてみると、絵に込められた思いや、そのころ好きだったものが見えてきて楽しいものです。

直接描くタイプのグッズなら、「何に使うものか」を先に伝えておくと、子どもなりに考えて描いてくれることがあります。「おばあちゃんにあげるハンカチ」と聞いて、お花やおばあちゃんの顔を描く子もいるでしょう。もちろん、何も考えずに自由に描いたものも、それはそれで味わいがあります。

また、完成度を求めすぎないことも大切です。にじみやかすれ、線のはみ出しは、子どもの手から生まれたものならではの個性です。「上手に作らなきゃ」と構えるより、「どんなふうになるかな」とわくわくしながら作るほうが、親子で楽しめるはずです。

グッズにしたあとも、元の絵と記録を残しておく

毎日使うグッズは、どうしても少しずつ色あせたり、傷んだりしていきます。それも使い込んだ証ですが、あとから振り返れるように、元の絵や記録も一緒に残しておくと安心です。

・元の絵はファイルにしまう:グッズにした絵には、「◯年◯月 バッグにしたよ」などとメモを添えておくと、あとで見返したときに話が広がります
・完成したグッズの写真を撮る:元の絵と並べて撮っておくと、「この絵がこうなった」という流れがひと目でわかります
・使っている様子も残す:マグカップで飲んでいるところ、バッグを持ってお出かけしているところなど、暮らしの一場面として撮っておくのもおすすめです

わたしたちが作っている「コノミュー」は、子どもの作品を写真で残し、日付や子どもの言葉を添えて家族で見返せるアプリです。元の絵とグッズの写真を一緒に記録しておけば、作品がどんなふうに暮らしの中で愛されてきたかを、いつでも振り返ることができます。残し方のひとつとして、気軽に取り入れていただけたらうれしいです。

毎日の中に、子どもの絵がある暮らしを

子どもの絵をグッズにするのは、作品を「特別な日にだけ見るもの」から「いつもそばにあるもの」へと変えるひとつの方法です。たくさん作らなくても、ひとつあるだけで、ふとした瞬間に心がやわらぐことがあります。

いつか子どもが大きくなったとき、色あせたハンカチや少し欠けたマグカップを見つけて、「これ、小さいころに描いたやつだ」と笑ってくれる日がくるかもしれません。おうち時間が増えるこの季節、お気に入りの一枚を選んで、親子で小さなものづくりを楽しんでみてくださいね。

Konomew

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