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子どもの自画像、描いてもらったことはありますか?毎年描いて残す「わたしの成長記録」のすすめ

子どもがクレヨンで自分の顔を描き、そばで母親が見守る水彩風イラスト。壁には額に入った自画像が並んでいる
Exhibit — 子どもの自画像、描いてもらったことはありますか?毎年描いて残す「わたしの成長記録」のすすめ

「これ、だれ?」と聞くと、「わたし!」と得意げな顔。丸い顔に大きな目、ぴょんと伸びた手足。子どもが描く「じぶんの顔」には、その時期にしか描けない味わいがありますよね。

家族の絵や好きなキャラクターはよく描くけれど、自分自身を描く機会は意外と少ないもの。だからこそ、ときどき「じぶんを描いてみようか」と声をかけてみると、思いがけない一枚に出会えることがあります。

今回は、子どもの自画像を親子で楽しむコツと、毎年の誕生日などに描いて並べていく「自画像の成長記録」のアイデアをご紹介します。

子どもの自画像は「今のわたし」の記録

子どもの描く自画像は、鏡に映った姿をそのまま写したものとは限りません。お気に入りの服、好きな色、得意なポーズ、そのとき夢中になっているもの。描かれているのは、見た目というより「自分が思う、今の自分」なのかもしれません。

・好きなものが一緒に描かれる:大好きな恐竜を抱えていたり、お気に入りのリボンが大きく描かれていたり。その時期の「好き」がそのまま残ります
・表情に気持ちがのる:にっこり笑っていたり、口を大きく開けていたり。描いたときの気分が表れていることもあります
・うまい・へたは関係ない:顔が画用紙からはみ出していても、手が三本あっても大丈夫。それも含めて、その年齢ならではの一枚です

絵の内容から何かを読み取ろうとするよりも、「今はこんなふうに自分を描くんだね」と、そのまま受け止めて楽しむくらいがちょうどいいと思います。

自画像を描いてもらうときの声かけと準備

「自分の顔を描いて」と言われても、子どもによってはピンとこないこともあります。気軽に取りかかれるように、少しだけきっかけを用意してみましょう。

・手鏡を用意する:鏡をのぞいて「目は何色かな」「髪の毛はどんな感じ?」と一緒に観察すると、描くのが楽しくなることがあります。もちろん、鏡を見ずに想像で描いても十分すてきです
・テーマを添える:「〇歳のわたし」「今日のわたし」「好きなものと一緒のわたし」など、ゆるいテーマがあると描き始めやすくなります
・親も一緒に描く:大人が自分の顔を描いて見せると、子どもも気負わず参加しやすくなります。お互いの顔を描き合うのも楽しい時間です
・無理に描かせない:気分が乗らない日は、また今度で大丈夫。描きたくなったタイミングを待つのがいちばんです

描き終わったら、「ここがいいね」「この服、お気に入りだもんね」と、具体的に気づいたことを伝えてあげると、子どももうれしそうな顔を見せてくれるはずです。

毎年描いて並べる「自画像の成長記録」

おすすめしたいのが、誕生日や年度の始まりなど、毎年決まった時期に自画像を描いてもらう習慣です。一枚だけでも十分かわいいですが、何年分か並べてみると、また違った楽しさがあります。

・描く日を決めておく:誕生日、お正月、進級の時期など、家族で覚えやすい日にしておくと続けやすくなります
・同じサイズの紙と画材にそろえる:毎年同じ大きさの画用紙や同じ種類のクレヨンを使うと、並べたときに違いを見比べやすくなります
・日付と年齢、ひと言を残す:裏や余白に「5歳のたんじょうび」「好きなもの:電車」などとメモしておくと、あとから見返すときの楽しみが増えます
・同じ日に写真も撮る:自画像を持った子どもの写真を一緒に撮っておくと、本人の姿と絵を並べて見られる記録になります

何年か続けると、線の描き方や顔の形、描き込むものの変化が自然と見えてきます。「去年はこうだったね」と子どもと一緒に見比べる時間も、きっと楽しい思い出になります。

描いた自画像を残す・飾る工夫

毎年たまっていく自画像は、しまい込むだけでなく、ときどき目に触れる場所にあるとより楽しめます。

・誕生日の時期だけ飾る:お誕生日の前後に、歴代の自画像を壁に並べて「ミニ展覧会」にするのも素敵です
・専用のファイルにまとめる:自画像だけを一冊のクリアファイルやスケッチブックにまとめておくと、成長のアルバムのように見返せます
・写真に撮ってデータでも残す:紙は年月とともに色あせることもあるので、描いたらすぐに撮影しておくと安心です

わたしたちが作っている「コノミュー」は、子どもの作品を写真で残して、家族で見返せるアプリです。作品に日付やメモを添えたり、お気に入りの一枚をキャラクターや絵本のようにまとめたりすることもできます。毎年の自画像を並べて残しておく場所のひとつとして、気軽に使っていただけたらうれしいです。

「今のわたし」を、そのまま大切に

子どもが自分を描く姿には、なんともいえない愛おしさがあります。上手に描けたかどうかよりも、「これがわたし」と見せてくれたその気持ちこそが、いちばんの宝物です。

毎年の自画像は、きっと何年かたったころ、家族にとってかけがえのない記録になります。完璧に続けられなくても大丈夫。思い出したときに、「今年のわたし、描いてみる?」と声をかけてみてください。その一枚一枚が、子どもの歩んできた時間をやさしく語ってくれるはずです。

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